Wから見たインドシナの価値

W's need all Asia with out JA.

24DEC.2009


  JA-DXer


 先日友人のW9の局と話した。このW9友達の属するローカルDXクラブ、と言ってもそんなスーパーステーションの集まりでなく、会員はもうごく一般的なビギナーから最高でも300CくらいQSOのメンバーが20-30局のごく平凡な地方クラブなんだけど,そこの最長老がW9++ と言う局で彼は1932年にライセンスを受けて、このクラブに入会したのがなんと1934年と言うから驚き。

で、この友人の長老も大体似たように設備だけど彼の70年のハムライフの中で XW XZ XU はまだ1度も聞いていないと言っていた。

それで、さらに残っているカントリーを全部聞いて驚いた。
これだけやっていてもW9からまだまだ遠いところが多いのですねね。
目立ったところは、FK H44 9M2 9M6 9V BV XX JD/M V6 KC6 KH2 KH0 VK9とVK0の全部、そして XV XU XW XZ ....

あれだけアクティブに出てもなお BV 9V KH0 XU 9M2 V6 KH0 KH2 が
できていないとは驚いた。それでカリブは全部やっていると言うから
おもしろい。  XWが超珍局のはずだ !!




XW0X Hiroo

 まぁBig GUNの設備の局とは同じ線で比べられないけど、この程度の設備でもインドシナの局と常時QSOはそれほど難しいと言うことですね。

彼の設備は4エレトライバンダー 20mH に KW と言うW の標準的DXer の設備。
 でも、これで私とできなかったとすれば、考えなくては?? 私もWと相当数QSO したと思ったが・・

 この設備はW普通だと思うが、それでも私の運用したXW,XU,XV,XZ と、QSOできていないとすれば、結果的に、私はそれ以上の設備とPowerのBig な局とばかりQSOしていたのかな?  

 コンディションにもよると思うが・・・

以前にこのW9局とスケジュールを組んでなんとか2-way をやろうと思ったこと
あります。10回トライして結局20mと30mで1度だけ交信が出来たが、その一度が
339-449 くらいだった。

その時、W6のビッグステーション達は 599+20dB だった。
W9は非常に弱い局がもう1局いたがほかにはいなかった。
ところがおもしろいことにもっと東のW8 Ohioのバーチカルクラスの局が
数局同時に聞こえていた。また、W2の局もフラッターをおびて入感していた
・・「なんでW9とW0だけ聞こえないの」と思いましたね...
ネ、ARRL常連入賞だった米さん。

今のようなコンディションの悪いときは如何に一般的な設備の局の差が大きいか
分かりますね。






WとしてはANTは一般的な局  K1MM




XW0X Hiroo

 Wに居た時、各地でDX Ham meetingに招かれましたので「今度JAに戻ったときついでに南下してXX9 からQRVを考えている・・処で皆さんAsia でXX9の他に欲しいAsia のカントリーは何処ですか・・」と聞きました。


「Asiaで欲しいところだって? そりゃJA以外は全部何処でも欲しい・・」


ですから、このW9 の局の答えを見ても、当時Wのmeetingでのリクエストが非常に理解できます。一般的な 200W+3el 15mh 局では 「JA以外のAsia全部」は当然の答えなのでしょうね。  また当事はBVは BV2A/B 1局のみQRVの時代でした。

いまだって JAのBig GUN 6m/160m 局に「貴方の欲しいカリブ海は?」 と聞けば「カリブ海局全部・・」とかの答えが来る可能性が大きいでしょう。




 当初、中近東-インド洋がもっとも難しいのかと思っていた。
確かに VU7 YI ST 等のactivityの低い所はやっていないがA4 A6 HZ YK  ....と、
旧ソビエトの EZ EX UG なんかはQSOしている。

まぁHZ A6 なんかには超強力な局がいるのもあるとは思うけど,
これらは大西洋を経た東回りで出来るのですね。

ところがその更に東が少ない、A5 9N XZ XW VU4 BH BV0  ...(もちろんP5はある)
おそらくこのあたりがオナーロールクラスでも最後に残るところのようです。
VU4ももういらないって言うくらいで出てきたけどそれでもやっていない・・
と、言うより聞こえなかったのでしょう。
BYとVR2 はやっているけど各1局と言っていた。

こうやってみるとまさにインドシナ周辺はJAからみたカリブなんでしょうね。
JAから中堅クラスで太平洋-EUをほとんどやっていてもまだカリブは一局も
やっていない(3el + 100Wクラス) という人も知っているし・・・


XW0X Hiroo

●これは体験上で論理的に言えます。

電波では対称点効果というのがあります。JAから見るとPY-LU の間の大西洋上ですね、ここは距離的には一番遠いのでQSOが難しそうに見えますが、電波はいろいろなルートで伝播するので、360度どの方向からも電波が飛んで来て電界強度が合成されます。 従ってJAから見ると・・PY,LUは何時でも聞こえる・・ということになります。が逆にその一歩手前が伝播ルートが一つしか無く短時間・・の場合が多く、それがカリブ海とのQSOを困難にしています。

 これをWから見ると対称点はVQ9あたりのインド洋になり。その手前がまさにインドシナ半島なのです。 そう考えると100W+15mhの3elではQSOが困難・・と理解できるでしょう。


QSL に関してはこういう局も今だいると言うこととWのビューローシステムが
死んでいると言う現状を、インドシナ地域からQRVする人たちは
知っておくべき。



XW0X Hiroo

●この人の場合はCallが W9B++で3文字でも67年のHam 歴・
ではWの2letterはHam暦80年以上??


たぶん W + 2 letter の99% は後に vanity call でとった局だと思う。
真に最初に2レターを受けた人はもうほとんど存命していないの
じゃないかな?


W + 3 letter だってもう 80% 位は2代目以降じゃないかな?
私の知る中で最初に W + 3 letter のコールを受けた局は
先の W9の局ともう1局しか知らない。この人も今年88才です。

また、知り合いの YLのW6*** (名前がLily) はもちろん後に vanity call でとった
コールサインだけど「W6のプリフイックスじゃー超おばあちゃんに
見られるのじゃないの?」と言ったらその通りだと言っていた。






 ある日、W2の2文字のOTから老人特有のミミズの這ったような文字で、手紙が来た。

「私はHam を始めて60年以上なるが,生まれて初めてXWの電波を聞いて興奮した,localの誰もが必死で呼んで、当然私も呼んだがとうとう貴方とはQSO できなかった。

彼らは1KWに40mhの4-5elに対して私は100W+3el トライバンダー・・なのだからパイルなど抜ける訳がなかった・・処で、私はもう78歳、たぶん次のサイクルには生きていないだろう。従って今回のチャンスを逃した私には生涯もう2度とXWの信号を聞いてQSO できることは私の生きている内には無いだろう。 そこで誠に申し訳ないが、貴方のXW2AのQSL cardを1枚送っていただけないだろうか? 天国への土産に持って行きたい。」






 偶然というかやはり、こういうインドシナとQSO したい局いや、その信号さえ聞いたことも無い人がWにもEUにも、ま、ごまんといるわけですね。 よく分かります。





Used Call sign for Asia QRVed.
+XY2EZ,XY2A,XY1M