JA2EZD Wandering World Tour
(復活版 JUL .2007:原版 CQ Ham rdio1989年7月号~)



Rev: 15mar.2012

連載 ⑬

オジさんたちのカリブ海

 最終回

カリブの熱い夜。
                                                                                      
            

    JA2EZD QRVed Caribbean Islands.
Call Sign. Island name.
HI8/JA2EZD Dominicanrepubric.
KP4/JA2EZD Puerto Rico
KP2/JA2EZD U.S Verigin
VP2V/JA2EZD British Vergin
VP2E/JA2EZD,VP2EZD,VP2E Anguilla
V26HY Anitigua
VP2MEZ Montserrat
V47EZD St.Kitts
FG/JA2EZD Guadeloupe
J79K Dominica
FM/JA2EZD Martinique
J6/JA2EZD,J68JW St.Lucia
89PAC,89PJC Barbados
J8/JA2EZD,J80A St.Vincent
TI2C : CostRica J3/JA2EZD Grenada
9Y4/JA2EZD Trinidad

 
 カリブ海で得たコールサインの例。

 ここマルティニーク・FMは比較的ハムが(アマチュア無線家)が多くそんな彼らが集まって私の歓迎会をやてくれました。

 海岸沿いの洒落たレストラン、対岸に首都のフォート・デ・フランスの灯りが水面に揺れています。耳には闇に光る波の音が気持ち良く聞こえます。
 大きくゆったりした間取りのトロピカル作りの家を通り抜けていく風は今ちょうど椰子の木を揺らして来たばかりでしょう、日に焼けた頬に気持ちよいビーチサイドの夕べです。

 勿論フランスワインを空けて乾杯! キャンドルライトに皆の微笑がこぼれます。

 シアーサッカーのサマージャケットをちょっと着くずしたのが似合う、妙に鼻筋の通ったヤサ男のフランス人マスターがギターを持って小さなステージで歌いだしました、するとマルティニーク・アマチュア無線連盟会長のFM5WEが奥さんと踊りだしました。
 ムードは盛り上がっていき、気取り屋のマスターはギブソンのアコースティックギターをバックに引き連れてあの伝説のラテン。ロック「ラ・バンバ」を歌いだしたら店内はもう最高の盛り上がり、私もつられて誕生パティーで来ていた女の子とスピンを効かしたターンでジルバを踊りだしていたのです。

 こんな雰囲気のミーティングって日本のハムの世界には無いですよね。 JARL(日本アマチュア無線連盟)の60年史を読むとやはり「蕎麦屋の2階」が日本ハムの伝統的固定概念で有る様です、 私も「名古屋DXクラブは全員背広をきてホテルでミティーングをやるそうな・」と聞いたときは驚いたものです。

 この時の会長の質問で一番驚いたのは「お前は何処のスポンサーのドネーションで来たのか?」と聞かれたときです。
「僕はカリブは昔から憧れていたので、来て見たかったから来た、だから貯金をして自分の金で来た。」と、言ってもなかなか信じない事でした。

 やはり彼らから見れば「極東の島国日本」は物凄く遠い存在です、それと少なからず費用(1999年当事で$1,600)が掛かることを知っているからです。

 私は日本でも比較的若く見られるので、当然外国ではもっと若く見られます(自己宣伝でゴメン)そんな若造見たいのが「タダ来たいから来た。」の単純な理由では納得できない、と言う感じです。

この島はあのナポレオンの奥様
ジョセフィヌの出身の島です。

プランテーションの娘、実家が残っています。




美しすぎる河岸 サンタアナ
 ここマルティニークも火山島です。(1902に大噴火を起こして一瞬でが市の町になった。)感じはグアダルーペ/FGと似ていてスコールも1日何回かあります。 
 しかしその事は熱帯の気温と相互に作用して植物へ最高の環境条件を与えます。 





 市内から目的のビーチ間で約2時間、山を越えた向こうです。途中山超の峠で車からモービルでアマチュア無線を運用していたら隣の島の外国セントルーシア/J6の局から呼び出されました。日本ではセイゼイ数10kmしか出来ない携帯無線なのに外国のコールサインで呼ばれるとは・・しかもカリブの局とは(当たり前)何か不思議な気持ちです。

 目的のサンタアナの海岸線は1kmと比較的短いのですが、直前まで山が迫っており、その緑と白い砂浜のコントラストが美しさを際立たせています。水は抜群の透明度で沖合いまで続きます。

 この海岸を見下ろす丘に共同墓地があります、白い墓石がトロピカルカラーの原色の花で美しく飾られています。 この美しさはにはあの横浜の外人墓地もかなわない雰囲気です。

 そう、花の豊富なマルティニークの別の名前は「Isle of Flower]と言うのです。

 ここはフランス人バカンス客ご調達の海岸らしくご婦人達はトップレスの水着?が標準装備です。 でも黒人たちはそのような習慣が無いらしく日本の文部省推薦のようなスクール・ワンピースの水着です。これはとても不思議な光景でした。




★おっせかいNOTE

 セントマーティンにはオリエンタルビーチと言う、ヌーデスト・クラブの為のビーチが有る、当然ここでは非常に自然な形の水着(?)の人たちで賑わっています。(外国では水着の後が無い様に完全に焼けた人は金持ちの証。)




ここは火山島です
ポンペイの様に噴火で廃墟のサンピエールの町。




サンタアナ・ビーチ




首都です。
 
FMでは他人のshackからの運用ですからそこには既に無線機、アンテナなどの設備が有ったんので気軽に3.8Mhzに出たのですが、なんとも奇妙な光景に出会います。

 このバンドは確実に中距離とQSO(交信)出来るのでカリブの島同士が交信するカリビアンネットが混信のある7Mhzより人気があり、私も何回かチェク・インしました。J6,J7J8,、6Y5,FM,V,KP2と、JA体と涎が出そうな局が並ぶさまは壮観です。
 私も何回か8R1RPN(ガイアナ)と7MHzを含めてQSOしましたが交わす言葉はお互いに「JAはなかなかできないなー」でした。

  今年の旅行を含めて今まで何回かカリブ海からQRVしましたが、やはりローバンドのカリブはあの3Y(南極のピーター1世島)よりパスが難しいのではないかと正直感じています。

 JA2EZD Wandering World Tourは今回をもって終了いたします、ご愛読ありがとうございました。

 SEP.1990

reV: 15Mar.2012

米塚廣雄






港の海軍基地